航空留学に関するご質問にQ&A形式でお答えします。
将来パイロットを志す方、これからトレーニングをお始めになる方は必読です。
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航空留学QandA

Q.日本の事業用ライセンス取得のためのトレーニング内容や期間についてはどうですか?

A.日本の現行法下では、海外の事業用ライセンスを日本の資格に書き替える場合、あくまで「自家用操縦士」として取り扱われます。 従って、日本の事業用ライセンスを取得するためには、海外トレーニングで得た飛行経験や専門知識を活かした上で、日本国内で新たにトレーニング、及び試験(学科・実技)を追加して受ける必要があります。

ヘリコプターの場合、FAA(アメリカ連邦航空局)自家用操縦士(単発ピストン)コース修了までに約2ヶ月間(約60飛行時間)、同・事業用操縦士(単発タービン)コース修了までに約2〜3ヶ月間追加(約90飛行時間追加。 但し、限定変更のみの場合はオーストラリアでのプログラム実施により、期間・費用とも大幅に圧縮が可能。)、帰国後にJCAB(日本航空局)事業用操縦士コース修了までさらに約4〜5ヶ月間(約80飛行時間)というのが当センターでの一般的な設定です。

すなわち、航空未経験の方で、JCAB事業用操縦士コース修了まで早ければ通算約1年以内(合計約230飛行時間)ということになります。 他にアメリカでの自家用コース以降のトレーニング部分を約50時間圧縮し、これを日本でのトレーニングに振りかえてトータル約200飛行時間で修了するプログラムを組むことも可能です。

飛行機の場合、FAA自家用操縦士コース(陸上単発)修了まではヘリコプターと同じく約2ヶ月間(約60飛行時間)ですが、ここから先は条件内容によって多岐に分かれてきます。 もし、計器飛行証明コース(通常は双発機を使用)に進まれる場合は、この部分で最も所要期間が長くなります。

JCAB事業用操縦士コース(多発・計器飛行証明)の海外・日本国内での「一貫トレーニング」の場合、まず、海外で自家用操縦士(陸上単発)コースを修了後、同多発・計器飛行証明コースに約4ヶ月間、そして帰国後にJCAB事業用操縦士(陸上単発)コースで約5〜6ヶ月間、さらにJCAB計器飛行証明コース(双発機による受験)に約5〜6ヶ月を要します。
すなわち、航空未経験の方で、JCABの事業用操縦士(多発・計器飛行証明)コース修了まで、通算約1年半(合計約250〜270飛行時間)を見込みます。


現在、アークEFIでお取り扱いしている日本国内でのトレーニングの拠点は、原則的に、ヘリコプターの場合は大阪舞洲(まいしま)ヘリポート、大阪八尾空港の計2ヶ所で、また飛行機の場合は大阪八尾空港です。 尚、海外部分を含めた一連の各種試験(「航空無線通信士」国家試験を含む)に対する「一発合格率」は現在約80%(1996〜2009年度実績)となっています。


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