航空留学に関するご質問にQ&A形式でお答えします。
将来パイロットを志す方、これからトレーニングをお始めになる方は必読です。
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航空留学QandA

Q.喫煙者はパイロットとして失格ですか?

(2006年5月6日更新)
A.煙草はできるだけ早いうちにやめるにこしたことはありません!

「病的」な量でなければトレーニングに目立った支障が出るとは思いませんが、「…アメリカの大手航空会社では、喫煙者はアルコール中毒患者にも似た扱いを受け、ほとんどの場合100%入社失格になってしまいます。 会社のバックグラウンドチェックで以前に働いていたすべての会社での業績、大学の成績、借金などのクレジットヒストリー、また、自動車交通違反歴などまで調べられます。 経験や飛行時間を積むだけではなく身の回りをクリーンにしておくのにも気を遣います…。」というアドバイスをなさっておられるアメリカ大手エアライン所属の某日本人パイロットもおられます。(この方の私設HPのコメントから引用させて頂きました。)

実は日本では、アメリカなどに比較して喫煙者がパイロットであるケースが少なくないように見受けられるのですが、多くの自動車事故などのケースにおいても明らかなように、喫煙行為は集中力を低下させるのみならず、煙草の煙が一酸化炭素を約5%含んでいるため、常に軽度の「一酸化炭素中毒状態」をつくり出し、これによって血液(ヘモグロビン)の酸素を運ぶ能力が低下、一種の「酸欠状態」をもたらすのです。 さらに上空での気圧低下に伴ってこの酸欠状態が助長され、飛行中の認知・判断能力が鈍化、また夜間視力などにも悪影響を及ぼすことがわかっています。


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