航空留学に関するご質問にQ&A形式でお答えします。
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航空留学QandA

Q.ログブック(航空機乗組員飛行日誌)の記入要領(海外・日本ともに通用する基準)と、各飛行時間の取り扱いについて教えて下さい。

(2007年8月1日更新)
A.アークEFIでは海外ライセンスを日本の資格に書き替える手続きをサポートしています。

しかし、日本の航空局(JCAB)で正式に認められている書式以外のログブックを使用して、所定の方式とは異なった形で記録を行っていたり、例えば多くの「カナダ方式」のように、教官が各飛行毎にサインを行っていないケースなどでは、後から遡ってサインをもらおうと思った時点で既にその教官と連絡がつかなくなってしまっていたり…と、手の施しようがなくなることもあります。

特に時刻のデータなどに関する記入欄がない書式のログブックである場合、ライセンスの書き替え申請時に困難を伴うだけでなく、将来的に国内でさらに上級の資格を目指したり、その先に踏む様々な「ステップ」において何らかのトラブルになる可能性があります。

確かに、過去外国人が日本のライセンスに書き替えているケースなどもあり、JCABの担当官(地方航空局の検査乗員係)から「海外のログブックでも構いません。」と告げられることは特に最近珍しくないのですが、いざ書き替え手続きにかかった段階で、「これではちょっと…」とその後長期の「保留状態」に陥ってしまったり、結果的に受理してもらえなくなることが実際に生じ得ます。

特に注意しなければならないことは、検査乗員係でOKであっても、例えば日本で実技試験を受験する際、担当試験官が当該ログブック中の特定の飛行経歴について「認定不能」と判断し、試験中止にならないとは限りません。 特にヨーロッパなどでは日本よりもっと厳格なケースが多いといわれています。

日本のログブックには通常(出版元に関わらず)、航空局の指導にそった一般的な記入要領が書かれているのですが、そのほかにも以下に掲げる内容(ライセンスの書き替え手続きを確実、かつスムーズに進めるため、アークEFI独自の「ノウハウ」としているものも含みます。)は重要なポイントながら、徹底されていないことが少なくありません。 ログブックは基本的にパイロット個人の管理・所有物であってけっしてスクールや教官任せにしたりせず、自覚と責任をもって取り扱うように心がけましょう。

※フライトタイムの記録というものはけっして金銭に換えられないかけがえのないものです。 ログブックを紛失してしまう場合もありますから、1ページ記入し終わるごとにコピーをとって別に保管しておくと安心です。 アークEFIではお取り扱いしたすべての練習生やパイロット毎にその全飛行記録を恒久的にバックアップ保存(ハードコピー、またはデジタルデータ)することとしています。


≪ログブック記入要領≫

※日本の航空局(JCAB)が正式に認めている書式のログブックをご使用になられていることを前提にご説明いたします。



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