■抽選永住権プログラム(DV-2005)に関するQ&A
Q.応募資格について教えて下さい。
A.ご本人が日本で生まれたか、もしそうでなくても、両親のうちのどちらかが日本で生まれているか、あるいは配偶者が日本で生まれている方であればその対象となります。
これに加えて、高校を卒業しているか、あるいはそれと同等の教育を受けていること、またはアメリカ国務省で規定する、最低2年の経験を必要とする仕事を過去5年以内に少なくとも2年以上継続していることが条件となります。
尚、1997年4月1日以降に6ヶ月以上アメリカに不法滞在した人は、たとえ当選しても面接で失格となります。
≪DV-2005の対象とならない国≫
以下の国々からは、過去5年間に米国へ50,000人以上の移民があったので、それらの国の出身者(国籍が日本以外でも日本で生まれていさえすれば応募可)はこのプログラムへの申込資格がありません。
中国(本土生まれ)・インド・パキスタン・フィリピン・ベトナム・韓国・イギリス・カナダ・メキシコ・ハイチ・ジャマイカ・エルサルバドル・コロンビア・ドミニカ共和国・ロシア
※北アイルランド・香港・台湾・マカオ生まれの人は応募資格があります。
※1997年4月1日以降に6ヶ月以上不法滞在したことのある人は、当選しても面接で失格となります。
Q.当選確率はどのくらいですか?
A.前回2002年秋に実施されたDV-2004の応募数は約1,020万通ありました。 前年比約17%増でしたが、このうち期間外に届いた無効応募数は290万通にも及んだそうです。 その他にも所定の応募方式に従わないために無効となるケースが毎年膨大な数に上っています。
当選者は、有効な応募の中から例年どおり約10万人が選ばれましたがこれは辞退者などを見越して多めに選ばれており、実際に永住権が得られるのはその中の55,000人です。 日本人の当選者数は約1,300人(前年度は約900人)で、その有効応募総数に対する実質的な当選確率は0.5〜0.7%程度であったものと見られます。
もし夫婦ならば別々に応募することができ、どちらかが当選すれば自動的にその配偶者にも永住権が認められるので当選確率はさらにその2倍になります。
Q.当選後の手続きはどうすればよいですか?
A.当選したら通知が各当選者に直接郵送されますが、落選の場合は通知されません。 当選者は辞退者や審査不合格者を考慮して実際の移民枠よりも多めに発表されることとなっており、あとは面接合格者が規定数に達するまで先着順に確定されていくので、直ちに次の手続きに移る準備をしなければなりません。(手続きが遅れると当選自体が無効になってしまうということです。 その家族を含め、すべての関連手続きは、2004年9月30日までに完了していなければならず、もしもこの日以降にずれ込んでしまうような場合にはビザが発給されなくなります。)
≪当選後の手続きに必要な書類≫
※書類の記入はすべて英文によります。