【公的学術研究機関・学会】
●日本学術会議
(Science Council of Japan)
人文・社会・自然科学全分野にわたる日本の科学者の総括機関として総務省内におかれ、日本全国約79万人の科学者の中から選ばれた約210名の会員と約2,000名の連携会員によって構成されています。 「航空」などのキーワードでサイト内検索をかけるととりわけ「安全」に関する大量の資料にヒットします。
http://www.scj.go.jp/
●(社)日本航空宇宙学会 JSASS
(The Japan Society for Aeronautical and Space Sciences)
1934年に創立された日本航空学会をルーツとし、その後(財)日本航空宇宙学会などを経て1969年に現組織へ改組、空気力学・構造・材料・飛行力学・生産技術など14の部門委員会、並びに航空疲労委員会などの臨時委員会から成り、日本の科学技術の先導分野として、航空宇宙に関する学理、及び応用の研究を担っています。
http://www.jsass.or.jp/
●国際航空宇宙展 ジャパンエアロスペース
(Japan Int'l Aerospace Exhibision)
(社)日本航空宇宙工業会主催となる空のトレーディングショー。 1966年の航空自衛隊入間基地における第1回東京航空宇宙ショーが開催されて以来、これまで11回にわたり開催されてきました。 次回は2008年10月1日〜5日の日程で、前回と同じ「パシフィコ横浜」にて開催の予定です。
http://www.aero-space.jp/(公式サイト)
http://www.sjac.or.jp/ja/(日本航空宇宙工業会版)
●(社)日本機械学会 JSME
(Japan Society of Mechanical Engineers)
1897年に「機械学会」として創立、技術者集団を総轄してその地位向上と社会貢献を趣旨とする、歴史ある公益法人。 産業技術の基幹たる機械関連分野の20部門から構成され、現在約40,000人に上る会員を擁しています。
http://www.jsme.or.jp/
●(財)航空医学研究センター
(Aeromedical Research Center)
エアラインや航大の航空身体検査を取り扱うほか、航空医学・人間工学分野の研究を行う目的で「企業などから自立した存在」として設立された団体。
http://www.aeromedical.or.jp/
●(社)日本流体力学会
(Japan Society of Fluid Mechanics)
1968年に設立された流体力学懇談会がルーツ。 あらゆる分野の学問において広く研究、応用がなされている流体力学のそれら学問分野間における横の連絡や国際交流を促進することを趣旨としています。
http://www.nagare.or.jp/
●日本宇宙航空環境医学会
(Japanese Society of Aerospace and Environmental Medicine)
航空医学の分野に貢献することを目的として1955年に発足、その後我が国の宇宙・海洋開発、環境医学の進歩とともに発展してきた団体。 最近「エコノミークラス症候群」の呼び名を「旅行者血栓症」に改称することを提唱したりなどしています。
http://wwwsoc.nii.ac.jp/jsasem/
●日本人間工学会 航空人間工学部会
(Japan Ergonomics Society Aviation Human Factors Division)
国内航空大手はじめ、JAXA(宇宙航空研究開発機構)、空自の航空医学実験隊などが活動を主催し、航空分野における「ヒューマンファクター」など、人間工学上の重要課題に取り組んでいます。
http://www2.tky.3web.ne.jp/~jahfa/
●(社)日本知財学会
(Intellectual Property Association of Japan)
知的財産を生み出す研究者やそれを利用する企業の経営者が中心になって、ニーズ指向の「知財学」を振興するため2002年10月に設立された学会。 東大先端科学技術研究センターの渡部俊也教授が事務局長をお務めです。
http://www.ipaj.org/
●文部科学省
(Ministry of Education, Culture, Sports, Science and Technology)
2001年に旧文部省と旧科学技術庁(旧総理府の外局)とが統合されて誕生した中央省庁の一つ。 右側メニュー中の「審議会情報」に「航空・電子等技術審議会」や「宇宙開発委員会」などのコーナーがあります。
http://www.mext.go.jp/
●文部科学省 宇宙科学研究所 ISAS
(Institute of Space and Astronautical Science)
宇宙科学に関わる全国の研究機関と連携し、月や火星、ブラックホールや銀河の観測などを行っています。
http://www.isas.ac.jp/
●国土交通省 国土交通政策研究所
(Policy Research Institute for Land, Infrastructure and Transport)
2001年の省庁再編を機に、旧建設省建設政策研究センターと旧運輸省運輸研修所を統合して設置され、国土利用・開発や社会資本整備、交通政策などの調査・研究・推進を目的として発足した機関。
http://www.mlit.go.jp/pri/index/index.htm
●国土交通省 国土技術政策総合研究所
(National Institute for Land and Infrastructure Management)
2001年の省庁再編を機に、旧 土木研究所、建築研究所、港湾技術研究所を再編して設置された研究機関。 その成果は空港整備をはじめ、国の関わるあらゆるインフラ整備事業における政策・技術上の反映がなされます。
http://www.nilim.go.jp/
●国土交通省 国土交通大学校
(College of Land, Infrastructure and Transport)
省庁再編を機に、建設省建設大学校と運輸省運輸研修所を統合して設置され、国土交通省、及び関連の地方公共団体に所属する職員などを対象に研修を実施している機関。
http://www.col.mlit.go.jp/
●独立行政法人 航空大学校
(Civil Aviation College)
エアラインパイロットの養成を目的とする公的機関として以前は運輸省(現 国土交通省)の傘下にありましたが現在は独立行政法人に移行しています。
http://www.kouku-dai.ac.jp/
●次世代空港システム技術研究組合
(Advanced Airport Systems Technology Research)
I T技術の活用により、空港利用者の利便性を高めるための調査研究活動を官民連携で行うことを目的とする国土交通省所管の認可法人。 ICタグを使った空港手荷物ハンドリングの高度化、並びに陸・空一貫した国際航空輸送システムの早期実現を目指しています。
http://www.astrec.jp/
●独立行政法人 交通安全環境研究所
(National Traffic Safety and Environment Laboratory)
ディーゼル車の粒子状物質(PM)の低減に関する問題や、韓国の地下鉄放火事件でクローズアップされた、鉄道車両の内装材の難燃性に関する確認試験などを手がけています。 航空分野ではパイロットの人間工学や生理学に関する研究、並びに航空機の安全かつ効率的な地上走行を実現する「先進型地上走行誘導管制システム(A-SMGCS)」などに関する研究・開発を行っています。
http://www.ntsel.go.jp/linklist/linka.html(航空関連)
http://www.ntsel.go.jp/(HOME)
●独立行政法人 電子航法研究所
(Electric Navigation Research Institute)
電子航法・航空管制・衛星航法などに関する基礎研究を行っている国土交通省管轄の独立行政法人です。
http://www.enri.go.jp/
●独立行政法人 港湾空港技術研究所
(Port and Airport Research Institute)
1946年に「鉄道技術研究所」の第7部港湾研究室として発足したのがルーツ。 その後運輸省、国土交通省の「港湾技術研究所」を経て、2001年に現体制となりました。 もともと「海洋」色が濃く、地震や津波などの研究がメインのようです。
http://www.pari.go.jp/
●独立行政法人 物質・材料研究機構 NIMS
(National Institute for Materials Science)
金属材料、及び無機材質の分野で業績をあげた「金属材料技術研究所」と「無機材質研究所」の統合により発足した文部科学省管轄の研究機関。 現在はナノ材料、超伝導材料、生体材料、環境対応材料などの分野に取り組んでいます。
http://www.nims.go.jp/
●独立行政法人 産業技術総合研究所
(National Institute of Advanced Science Technology)
情報通信分野をはじめ、バイオ技術などのライフサイエンス、ナノテク・材料・製造技術、環境・エネルギー、地質・海洋・資源、計量標準・計測技術の各分野に分かれ、産業技術における基礎研究から開発、実用化へ向けての一貫した展開をはかるため、2001年4月、多くの政府研究機関を再編して新たに発足しました。
http://www.aist.go.jp/
●独立行政法人 科学技術振興機構
(Japan Science and Technology Agency)
2003年にそれまでの科学振興事業団から独立行政法人に移行し、基礎研究から事業化までの一貫した研究開発と科学技術情報の流通促進を総合的に行なうことを目的としている機関。
http://www.jst.go.jp/
http://pr.jst.go.jp/(情報提供事業)
●独立行政法人 宇宙航空研究開発機構 JAXA
(Japan Aerospace Exploration Agency)
2003年10月1日、それまで次世代航空宇宙技術の研究開発を担ってきた「航空宇宙技術研究所(NAL)」、宇宙や惑星の研究を担ってきた「宇宙科学研究所(ISAS)」、ロケットや人工衛星、国際宇宙ステーションの開発を担ってきた「宇宙開発事業団(NASDA)」)の3機関が統合されて誕生した機関。
http://www.jaxa.jp/
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◎宇宙科学研究本部 ISAS
(Institute of Space and Astronautical Science)
JAXAを構成する4つの本部のうちの1つ。 旧 宇宙開発事業団(NASDA)が、通信・放送・気象・地球観測衛星などの打ち上げ、スペースシャトルの日本人宇宙飛行士の活動など「華やか」な側面を受け持ってきたのに対し、1955年に東大がペンシルロケットの発射実験を行ったことを端緒とし、全国の大学の共同利用機関の一つでもあるこの機関は、科学衛星や惑星探査機を打ち上げ、天体や大気観測を中心とする陰の活動に専念してきました。
http://www.isas.ac.jp/
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○川口研究室
(Orbital Mechanics Laboratory)
宇宙科学研究本部において、川口淳一郎教授を中心に、宇宙機・ロケットの誘導制御、最適制御、自律航法、軌道工学などに関する研究を行っています。 2003年5月に打ち上げられた小惑星探査機「はやぶさ」のミッションについて中心的役割を果たしました。
http://www.muses-c.isas.ac.jp/kawalab/
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◎宇宙基幹システム本部
(Office of Space Flight and Operations)
JAXAを構成する4つの本部のうちの1つ。 有人宇宙利用技術、宇宙輸送技術、統合追跡技術など、わが国の宇宙開発の基幹となる事業を担っています。
http://www.sfo.jaxa.jp/
◎宇宙利用推進本部
(Office of Space Application)
JAXAを構成する4つの本部のうちの1つ。 気象予報、通信・放送・測位、地球環境問題への対応などにおいて人工衛星をはじめとする宇宙技術を活用した事業を推進しています。
http://www.satnavi.jaxa.jp/
◎総合技術研究本部 IAT
(Institute of Aerospace Technology)
JAXAを構成する4つの本部のうちの1つで、旧独立行政法人 航空宇宙技術研究所(NAL)から移管された、技術研究の中核をなす部門。 基盤技術、並びに宇宙技術の両分野に分かれ、それぞれの下位に多岐にわたるプロジェクトチームを設けて研究開発を進めています。
http://www.iat.jaxa.jp/index_j.html
◎航空プログラムグループ
(Aviation Program Group)
2005年10月1日、総合技術研究本部の組織改編に伴い、航空関連プログラムの分野をより専門的に特化させることを目的に分離独立した組織。 「国産旅客機チーム」、「環境適応エンジンチーム」、「超音速機チーム」、「運航・安全技術チーム」、「無人機・未来型航空機チーム」による各々のプロジェクトが進行中です。
http://www.apg.jaxa.jp/index_j.html
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●国立情報学研究所 NII
(National Institute of Infomatics)
航空分野に限らずあらゆる学術情報にアクセスできるサイトです。
http://www.nii.ac.jp/index-j.html
【民間の研究機関・NPO・任意団体など】
●先端科学技術インキュベーションセンター CASTI
(Center for Advanced Science and Technology Incubation)
「研究者のエージェント」とも呼ばれ、本来は東京大学の関連機関ですが、1998年施行の「大学等技術移転促進法」に基づき、「知的財産」と「知識社会」の両立、及びその具現化に向けて、東大の教授(有志)達が設立した「株式会社」形式のTLO(Technology Licensing Organization)です。 ちなみに「インキュベーション」とは「孵化(ふか)」を意味します。
http://www.casti.co.jp/
●(有)日本ヒューマンファクター研究所
(Japan Institute of Human Factors)
事故・災害の原因としての人間エラーメカニズムに関する調査・研究を主たる事業としている企業。 元航空自衛隊航空医学実験隊長 黒田 勲 医学博士が社長をお務めです。
http://www.jihf.com/
●(株)計算流体力学研究所 iCFD[おすすめ!!!]
(Institute of Computational Fluid Dynamics)
「カルマン渦」のシミュレーションを求めていて幸運にも辿り着きました。 流体現象に係り、航空宇宙分野はもとより、あらゆる産業界をマーケットの対象として捉え、計算流体力学分野で世界唯一となる専門研究所。 流体力学上の高度な内容を実にわかりやすい3Dイメージで説明しています。
http://www.icfd.co.jp/
●NPO 安全工学研究所
(NPO Safety Engineering Laboratory)
機械・電気・システム系の安全に係る国際基準を日本でも推進するため、安全工学、認証・保険制度などの調査研究、安全技術者養成のための教育啓蒙活動を行っています。 ※探傷検査で知られる非破壊検査(株)が同名の研究所を設けていますが無関係です。
http://www.safetylabo.com/
●NPO 航空医療研究所
(NPO Research Institute of Aeromedical Services)
大阪に拠点をおき、日本救急医学会の指導医でもいらっしゃる木内俊一郎医学博士が理事長をお務めになるNPO。 ヘリコプターを使った救急救命活動に関するコンサルティングを行っています。 HPでは病院ヘリポートの設置基準に関する資料などが掲載されています。
http://www.rina-hems.com/
●炭素繊維協会
(The Japan Carbon Fiber Manufacturers Association)
1978年に「炭素繊維懇話会」として6社の会員企業で発足したのがルーツ。 「鉄より強靭でアルミより軽量...」というメリットでもって、とりわけ航空宇宙分野での展望が期待されるカーボンファイバー業界に対し、開発、通商、環境、リサイクルなどの側面から総括、支援を行っています。
http://www.carbonfiber.gr.jp/
《教育機関の学部・学科・研究室》
●岩手大学工学部 機械工学科 航空宇宙システム部門 航空宇宙推進グループ(船ア・山田研究室)
(Aerospace - Innerspace Research Group, Dept. of Mechanical Engineering, Iwate Univ.)
ターボ機械の空力、電熱などの関する研究を行っています。
http://turbo.mech.iwate-u.ac.jp/(SITE-1)
http://funaken.mech.iwate-u.ac.jp/wiki/(SITE-2)
●桜美林大学 ビジネスマネジメント学群
(College of Business Management, Obirin Univ.)
キャンパスは東京都町田市(一部の履修は神奈川県相模原市の渕野辺にて実施)。 2008年4月から(当初の予定がかなりずれ込んだようです。)、4年制大学としては珍しく、キャビンアテンダントの養成を目的とする「エアライン・ホスピタリティコース」のほか、航空業界の経営参画に堪える人材を育成する「エアライン・ビジネスコース」、さらに航空大とJALの支援の下、アリゾナ州立大学での航空留学訓練を基軸に据える「フライト・オペレーション(パイロット養成)コース」が設置されました。 入学時はこの学群の一般学生として入学し、2年次からは学群内の選考を経て留学トレーニングやインターンシップなどのカリキュラムに移行、大学なればこその教養や実践力の修得を謳っています。
http://www.obirin.ac.jp/002/a014r.html(ビジネスマネジメント学群)
http://www.obirin.ac.jp/(HOME)
●大阪府立大学工学部 航空宇宙工学科/同 大学院 航空宇宙工学分野
(Dept. of Aerospace Engineering, Osaka Prefecture Univ.)
海洋・大気、核融合、基礎力学などの分野から成る研究を行っています。 「航空宇宙学講座」と「航空宇宙システム講座」の2大講座制を敷き、その下位に位置する各研究室ごとのテーマ別名称(○○工学研究室など…)は原則的に廃止されています。
http://www.aero.osakafu-u.ac.jp/as/htmls/welcomej.html
http://www.aero.osakafu-u.ac.jp/as/htmls/facultyj.html(各研究室紹介ページ)
●神奈川工科大学 工学部 機械工学科 航空宇宙学専攻
(Aerospace Course, Dept. of Mechanical Engineering, Kanagawa Institute of Technology)
どちらかといえば乗員ではなく技術系の人材を育成することを主眼においているようですが、英語力や専門技術を修得するため半年間のアメリカ留学プログラムを選択でき、さらに希望によっては自家用操縦士の資格なども取得可能です。
http://www.kait.jp/2009newcourse/aerospace.html
http://www.kait.jp/(大学HOME)
●金沢工業大学 工学部 航空システム工学科
(Research Institute for Applied Mechanics, Kanazawa Univ.)
機械工学をベースとし、CAD・CAM・CAEなどのシミュレーションソフトに関する実習科目にウェイトをおいた、全国でも数少ない"手を動かす"航空工学系学科。
http://www.kitnet.jp/subject/doa.shtml
http://www.kitnet.jp/subject/ce.shtml(工学部)
http://www.kitnet.jp/(大学HOME)
●九州大学大学院 工学府 航空宇宙工学専攻
(Dept. of Aeronautics and Astronautics, Graduate School of Engineering, Kyusyu Univ.)
航空宇宙熱・流体力学、航空宇宙機構造強度、航行ダイナミクス、宇宙システム工学、大気流体工学、流力弾性学、複合連続体力学の各大講座・分野から構成されています。
http://www.aero.kyushu-u.ac.jp/
●九州大学 工学部 航空宇宙工学科 航空宇宙工学コース
(Dept. of Aeronautics and Astronautics, School of Engineering, Kyusyu Univ.)
す。
http://www.eng.kyushu-u.ac.jp/gakubu/dep_aero.html
http://www.mech.kyushu-u.ac.jp/(九大大学院工学研究院)
●九州大学 工学部 機械航空工学科 航空宇宙工学コース
(Aeronautics and Astronautics Engineering Course, Dept. of Mechanical and Aerospace Engineering, School of Engineering, Kyusyu Univ.)
1999年度に旧航空工学科と旧機械系各学科(機械工学科・知能機械工学科・機械エネルギー工学科)が再編された学科で、航空宇宙工学コースは航空・宇宙機に関わる専門技術者・研究者の育成を目的とし、特に数学、力学の応用による工学的な思考法の訓練に重点がおかれています。 同じ「航空宇宙工学コース」について「機械航空工学科」と「航空宇宙工学科」の2学科の取り扱いが存在する(恐らくHP管理者の誤解か説明不足のため…)かの如く記されていますが前者が正しいようです。
http://www.eng.kyushu-u.ac.jp/gakubu/dep_mech-aero.html(機械航空工学科)
http://www.eng.kyushu-u.ac.jp/gakubu/dep_aero.html(航空宇宙工学科??)
http://www.mech.kyushu-u.ac.jp/(九大大学院工学研究院)
●九州大学大学院 総合理工学府
(Interdisciplinary Graduate School of Engineering Sciences, Kyusyu Univ.)
多くの大学院専担講座を擁する総合理工学研究院、及び2つの附置研究所(協力講座)から構成される大学院教育組織。 下段のページには総合理工学研究院の各研究分野ごとに研究室のHPへ跳べるリンク集があります。
http://www.tj.kyushu-u.ac.jp/
http://www.tj.kyushu-u.ac.jp/faculty/(研究分野紹介ページ)
●九州大学 応用力学研究所 RIAM
(Research Institute for Applied Mechanics, Kyusyu Univ.)
基礎力学、海洋・大気、核融合などの分野から成る研究を行っており、航空宇宙工学専攻の協力講座として機能しています。
http://www.riam.kyushu-u.ac.jp/
●京都大学大学院 工学研究科 航空宇宙工学専攻
(Dept. of Aeronautics and Astronautics, Graduate School of Engineering, Kyoto Univ.)
http://www.kuaero.kyoto-u.ac.jp/
●慶応大学 経済学部[矢野 誠 研究会 航空業界パート]
タイトルは「日本の航空業界のこれから」。 世界の航空業界における日本の航空業界の位置づけと可能性を論ずる上で、その歴史、行政面、経営戦略の実態などのアプローチでもって分析を行い、最後に「政策への提言」として結んでいる興味深い研究報告です。
http://seminar.econ.keio.ac.jp/yanomakotosemi/2nd/part/air/mokuji.html
●首都大学東京 システムデザイン学部 システムデザイン学科 航空宇宙工学システム専攻
(Dept. of Aerospace Engineering System - Tokyo Metropolitan University)
現行の都立4大学(都立大学・都立科学技術大学・都立保健科学大学・都立短期大学)を廃止して2005年4月に東京都が新設した公立大学。 航空宇宙工学分野では「空気力学と熱・推進工学」、「航空機・宇宙機の力学・制御ならびに宇宙利用分野」、「航空機・ロケットの材料・構造力学」の3つに各教育分野を大別し、講義・演習・実験の三位一体で学ぶ方針がとられています。
http://www.sd.tmu.ac.jp/staff/tc_9.html
http://www.sd.tmu.ac.jp/sdgs/tc_10.html(大学院 航空宇宙工学専攻)
http://www.tmu.ac.jp/(大学HOME)
●総合研究大学院大学 数物科学研究科 宇宙科学専攻
(Astronautical Science - Sokendai The Graduate University for Advanced Studies)
我が国初の独立大学院(学校教育法第68条の規定に基づき、学部を持たずに大学院だけをおく大学)として1988年10月に設置された国立大学法人。 本部キャンパスを三浦半島のほぼ中央に位置する「湘南国際村(神奈川県三浦郡葉山町)」内におき、2003年から宇宙航空研究開発機構の宇宙科学研究本部が関与して「宇宙科学専攻」を開設しました。
http://www.soken.ac.jp/
http://www.isas.jaxa.jp/soukendai/(宇宙科学研究本部の総研大ページ)
●崇城大学 工学部 宇宙航空システム工学科
(Dept. of Astronautics and Aeronautics of Engineering, Sojo Univ.)
1976年に「熊本工業大学工学部 構造工学科」を母体として発足、2001年から「航空工学専攻」が独立し、新たに「宇宙航空システム工学科」としてスタートをきりました。 空気力学、構造・材料、飛行力学・制御、航空宇宙機設計、推進・原動機などの各分野ほか、航空機の運航・整備分野の実践的な運用面に至るまで学べ、実験・実習に使用する実機群が池田キャンパス内のヘリポートや熊本空港の新空港キャンパス(航空工学実験研究所)内に配備されています。 2007年4月より「航空整備士養成コース」がスタート、卒業生は学位(工学士)の取得と同時に、二等航空整備士資格を取得できるほか、翌2008年4月には「パイロット養成コース」を併設、全寮制による空港キャンパスでのトレーニングで3年次10月までに約80時間のフライト実習を実施して自家用操縦士資格を取得、その後4年次7月までに、約150時間のフライト実習を追加し、学位(工学士)の取得と同時に事業用操縦士資格を取得して卒業します。
http://www.sojo-u.ac.jp/site/view/contview.jsp?cateid=163&id=1068&page=1
http://www.arsp.sojo-u.ac.jp/aerospace.html(宇宙航空システム工学科制作サイト)
http://www.sojo-u.ac.jp/site/view/contview.jsp?cateid=163&id=1077&page=1(パイロット養成コース)
http://www.sojo-u.ac.jp/site/view/contview.jsp?cateid=163&id=1076&page=1(航空整備士養成コース)
http://www.sojo-u.ac.jp/(大学HOME)
●第一工業大学 航空宇宙工学科
(Dept. of Aeronautical Space Engineering, Daiichi Institute of Technology)
鹿児島県霧島市にある4年制の工科系大学機関で運営母体は「学校法人 都築教育学園」。 1955年開校の「南日本飛行学校」をルーツとし、その運営法人として設置された「学校法人 坂元学園」が設置した「九州工業短大」を再編して1968年に「九州学院大学」を設置、その後「都築学園グループ」の傘下におかれ、1985年に現名称へと改称、という経緯をたどってきました。 「航空工学コース」「航空宇宙コース」「航空整備コース」「航空操縦コース」の4コースに分かれ、航空力学、構造強度、原動機、制御ほか、宇宙開発関連の専門科目など、航空宇宙技術の基礎から応用に至るまで幅広くカリキュラムに取り入れていますが、卒業までに航空整備士(航空運航整備士を含む)や自家用・事業用操縦士などの技能証明取得自体を前提とするものとしては必ずしも説明されていないようです。
http://www.daiichi-koudai.ac.jp/subject/kouku/
http://www.daiichi-koudai.ac.jp/subject/kouku/kouku2.html(各コース紹介)
http://www.daiichi-koudai.ac.jp/(大学HOME)
●千葉科学大学 危機管理学部 航空・輸送安全学科 パイロット・整備コース
(Dept. of Aerospace and Transportation Safety, Faculty of Crisis Management, Chiba Institute of Science)
埼玉県の本田航空(株)にトレーニングを委託する形で2010年4月からスタート。 その名称からは誤解が生じそうですが、航空整備士(や航空運航整備士)になるためのカリキュラムはなく、操縦士課程も(4年間は)基本的に自家用操縦士まで、事業用課程に進みたい場合は大学院進学以降ということになっているようです。 入学後、航空・輸送安全学科2年次のコース分けの際に希望者のみ当該コースへ進み、実習に入ります。
http://www.cis.ac.jp/information/introduction/crisis/air/
http://www.cis.ac.jp/(HOME)
●筑波大学 第三学群 工学システム学類
一般の大学工学部が、機械・電気・電子・建築工学…などの分類で構成され、旧来の産業区分に呼応しているのに対し、これらを新しく「工学システム学類」として、知的工学システム、機能工学システム、環境開発工学、エネルギー工学の4主専攻分野で編成、先端技術を広い視野で学べるよう配慮されています。
http://www.esys.tsukuba.ac.jp/
http://www.esys.tsukuba.ac.jp/labintro.html(各研究室紹介ページ)
●帝京大学 理工学部 航空宇宙工学科
(Dept. of Aerospace Engineering, Faculty of Science & Engineering, Teikyo Univ.)
"実学重視"の方針による実験(基礎工学実験:2年次後期、航空宇宙工学実験:3年次前・後期)、実物教育(施設・工場見学、空自練習機T2&T3の格納庫内展示)で鍛え、きめ細かい卒業研究指導、進路指導、就職指導を実施している、と記述されています。
http://www.teikyo-u.ac.jp/graduate/faculty/science/universe_faculty/
http://www.teikyo-u.ac.jp/campus_utsunomiya/pdf/koku.pdf(パンフレット)
http://www.teikyo-u.ac.jp/(HOME)
●東海大学 工学部 航空宇宙学科
(Dept. of Aerospace, School of Engineering, Tokai Univ.)
多くの研究室に分かれて学習・研究活動を行っていますが、それらに直リンクが張れませんので「学部・学科ナビ」から入って下位ページでキーワード検索をかけて下さい。 最近、下段の日大などのケースと同様、抜本的にサイトが再構築され、各部署毎に独自に公開されていたHP群はどういうわけかすべて閉鎖されてしまったようです。
http://www.ea.u-tokai.ac.jp/
http://www.u-tokai.ac.jp/(大学HOME)
●東京大学 工学部 航空宇宙工学科/同 大学院 工学系研究科 航空宇宙工学専攻
(Dept. of Aeronautics and Astronautics, Univ. of Tokyo)
あのスペースシャトル「ディスカバリー号」で活躍した宇宙飛行士 野口聡一氏を輩出しました。
http://www.aerospace.t.u-tokyo.ac.jp/welcome-j.html
●東京大学大学院 工学系研究科 機械工学専攻(酒井・泉研究室)
(Dept. of Mechanical Engineering, School of Engineering, Univ. of Tokyo)
宇宙往還機の熱防護システムの非定常応答解析に基づく熱応力設計をはじめ、材料力学、強度信頼性工学、計算材料科学、分子動力学、環境影響度評価などに関する研究を行っています。
http://irwin.t.u-tokyo.ac.jp/index-j.html
●東京大学 先端科学技術研究センター RCAST
(Research Center for Advanced Science and Technology, Univ. of Tokyo)
1981年に設立された東大宇宙航空研究所がルーツ。 コンピュータ・通信・未来材料・海洋バイオテクノロジーなど、数多くの先端技術分野について研究を行っています。
http://www.rcast.u-tokyo.ac.jp/top-j.html
●東京大学 RCAST 先端テクノロジービジネスセンター
(Advanced Technology Business Center, RCAST, Univ. of Tokyo)
2001年に文部科学省が推進した「戦略的研究拠点育成プログラム」の一環として東大のRCAST(先端科学技術研究センター)内に設立。 大学自身が「産学連携」の機会を求めてキャンパスの外へ進出しました。
http://www.rcast.u-tokyo.ac.jp/ja/rcast/acteb/
●東京工業大学 工学部 機械宇宙学科
(Dept. of Mechano-Aerospace Engineering, Tokyo Institute of Technology)
http://www.mes.titech.ac.jp/dep-j.html
http://www.eng.titech.ac.jp/(工学部)
http://www.titech.ac.jp/(大学HOME)
●東京工業大学大学院 理工学研究科 機械宇宙システム専攻
(Dept. of Mechanical and Aerospace Engineering, Tokyo Institute of Technology)
http://www.eng.titech.ac.jp/administration/graduate/aerospaceengineering.html
http://www.eng.titech.ac.jp/(大学院理工学研究科HOME)
http://www.mech.titech.ac.jp/graduate/home.html(工学部機械科学科サイト)
http://www.titech.ac.jp/(大学HOME)
▽東京都立科学技術大学 航空宇宙システム工学科
(Department of Aerospace Engineering, Tokyo Metropolitan Institute of Technology)
流体力学、材料・構造力学などメカニクスを主体とする「航空宇宙力学部門」、宇宙ロボットや大規模宇宙構造物などの運動制御、新型ロケットエンジンや電気推進システムの開発、スペースデブリの除去などの分野で活躍できる人材育成を目指す「宇宙利用工学部門」、衛星を利用した宇宙通信、リモートセンシング技術、GPSなど、航空宇宙分野の情報通信や電気通信分野をカバーする「航空宇宙情報システム工学部門」に分かれて教育・研究活動を行っていましたが、都立4大学(都立科学技術大学・都立大学・都立保健科学大学・都立短期大学)は2005年4月、東京都が新設した首都大学東京に統合されました。 参考までにURLを残してあります。
http://www.tmit.ac.jp/aerospace/
http://www.tmit.ac.jp/aerospace/graduate/(航空宇宙工学専攻)
●東京農工大学 工学部 機械システム工学科 ハード/応用開発系
(Department of Mechanical Systems Engineering, Tokyo Univ. of Agriculture and Technology)
「東京農業大学」と混同されがちなためか、一般的なイメージからは意外(??)な感じですが、工学部(小金井キャンパス)では、航空宇宙分野における高度な教育・研究が実施されています。
http://www.tuat.ac.jp/~mech/res/f_index.html
http://www.tuat.ac.jp/~mech/(機械システム工学科)
http://www.tuat.ac.jp/(大学HOME)
●東北大学 工学部 機械系 航空宇宙工学専攻
(Dept. of Mechanical Systems Engineering, Tohoku Univ.)
http://www.mech.tohoku.ac.jp/(機械系HOME)
http://www.eng.tohoku.ac.jp/(工学研究科HOME)
http://www.tuat.ac.jp/(大学HOME)
●東北大学 流体科学研究所
(Institute od Fluid Science Tohoku Univ.)
1943年に「高速力学研究所」として設立、当時世界でも稀なジェットエンジンやエネルギー変換機器の開発に従事し、以来、医療機器や交通機器関連の基礎研究などにも多大な貢献を果たしてきました。 航空宇宙工学に対し、以下の協力講座を設けています。
http://www.ifs.tohoku.ac.jp/index_j.html
●名古屋大学 理工科学総合研究センター 総合環境システム科学リサーチグループ
(Center for Integrated Research in Science and Engineering, Nagoya Univ.)
希薄燃焼、燃料直接噴射、予混合気圧縮自着火、水素燃焼などの方式を使ったクリーンな航空機・自動車エンジンを開発するため、「環境調和型熱流体エネルギー利用システム」などに関する研究を行っています。
http://yuki.cirse.nagoya-u.ac.jp/
http://www.cirse.nagoya-u.ac.jp/(理工科学総合研究センターHOME)
●名古屋大学 工学部 航空宇宙工学科/同 大学院 工学研究科 航空宇宙工学専攻
(Dept. of Aerospace Engineering, School of Engineering, Nagoya Univ.)
「空力・推進講座」と「構造・制御講座」の二大講座があり、流体力学、推進エネルギーシステム工学、電離気体力学、構造力学、宇宙航行力学、制御システム工学などの分野から、航空機、ロケット、人工衛星などの新技術開発に取り組んでいます。
http://www.nuae.nagoya-u.ac.jp/
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◎空力・推進講座 流体力学グループ(中村/森研究室)
(Fluid Dynamics Research Group, Aerodynamics and Propulsion Laboratory)
数値シミュレーションと実験の手法を用い、デルタ翼の空力特性や流体騒音の発生メカニズムなどに関するプロジェクトを扱っています。
http://fluid.nuae.nagoya-u.ac.jp/
◎空力・推進講座 推進エネルギーシステム工学グループ(梅村/菱田研究室)
(Propulsion Energy System Engineering Research Group, Aerodynamics and Propulsion Laboratory)
「羽ばたき運動による小型航空機の実現を目指した研究」や「ヘリコプターのBVI(Brade-Voltex-Interaction)騒音(※)の低減に関する研究」、「可撓翼(パラグライダーなど)のエアインテーク形状改良による飛行特性の改善」などのプロジェクトに取り組んでいます。
※ホバリング時や離着陸時にローターブレードと翼端渦との干渉によって起きる騒音。
http://ume5.nuae.nagoya-u.ac.jp/
◎構造・制御講座 構造力学グループ(上田/池田研究室)
(Structural Mechanics Research Group, Structure and Control Laboratory)
航空・宇宙機に関する構造動力学、非線形振動、空力弾性、アクティブ制御、複合材、スマート材料などのほか、工学と医学・生物学にまたがる「バイオメカニクス」関連の研究を行っています。
http://structure.nuae.nagoya-u.ac.jp/
◎構造・制御講座 制御システム工学研究グループ(山田/坂本研究室)
(Control System Engineering Research Group, Structure and Control Laboratory)
人工衛星の姿勢や軌道の制御、制御理論、カオス、歩行ロボットなどの研究を行っています。
http://jupiter.nuae.nagoya-u.ac.jp/
◎構造・制御講座 航空宇宙機運動システム工学グループ(吉川/穂高研究室)
(Aerospace Vehicle Motion System Engineering Research Group, Structure and Control Laboratory)
統計物理学、熱力学、気体燃焼論、気体化学反応速度論、航空力学、飛行安定操縦性論、軌道最適化論などに関する研究を行っています。
http://yoshilab1.nuae.nagoya-u.ac.jp/
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●日本航空大学校(石川県輪島市)
(Japan Aviation College)
山梨県下に本拠をおく(学)日本航空学園が、2003年4月、当時開港を目前に控えた能登空港に隣接して開校、基本的には工科系の専修学校ですが、4年制の学科を有しているので敢えてここに掲載しました。 (独)航空大学校や日本航空とは一切無関係です。 学科は航空宇宙機器やエンジンの設計技術者を養成する「航空工学科(4年制)」、「整備士コース」と「設計コース」から成る「航空整備工学科(3年制)」、整備や製造の現場における技術者を養成する「航空整備科(2年制)」、事業用操縦士の資格取得を目指す「操縦科(2年制)」に分かれています。
http://www.jac-w.jp/
●日本航空高等学校(山梨県甲斐市)
(Japan Aviation High School)
山梨県下に本拠をおく(学)日本航空学園が1976年に設置した「日本航空専門学校(各種学校)」を1979年に国の認可を得て「日本航空高等学校」と改称したことに始まる高校。 「航空科コース(航空工学科)」で「航空グランドハンドリング専攻」と「航空観光ビジネス専攻」が選択できます。
http://www7.airnet.ne.jp/jaa/jaa-hs-home/
●日本航空第二高等学校(石川県輪島市)
山梨県下に本拠をおく(学)日本航空学園が、2003年4月、上段の日本航空大学校の開校と機を同じくし、同じ敷地内に開校した高校。 「日本で唯一航空整備教育を行う高校」を謳い、「航空科」の中に「航空工学コース(メカニック専攻、またはアビオニクス専攻)」を設けているほか、一方、エアラインパイロットや航空管制官、キャビンアテンダントなどを目指す「普通科」では、航空留学を通じてライセンスを取得するパイロットコースなども設けています。
http://jaaw-hs.net/
●日本大学 生産工学部 機械工学科 航空・自動車システムコース
(Dept. of Mechanical Engineering, College of Industrial Technology, Nihon Univ.)
「航空・自動車システム」のほか「制御システム」と「創造デザイン」の3コースから成る学科。 航空関連分野では「航空宇宙工学・航空機力学・軽量構造力学・航空宇宙推進機」などの履修科目を選択できます。
http://www.me.cit.nihon-u.ac.jp/course/aviation/aviation.html
http://www.me.cit.nihon-u.ac.jp/(機械工学科HOME)
http://www.cit.nihon-u.ac.jp/(生産工学科HOME)
●日本大学 理工学部 航空宇宙工学科
(Dept. of Aerospace Engineering, Nihon Univ.)
1956年に設置された工学部機械工学科航空専修コース(航空宇宙工学科の前身)がルーツ。 あのYS-11の設計で著名な、故 木村秀政名誉教授がその育成に尽力された由緒ある教育研究機関です。 多くの研究室があり、個々のプロフィールについて簡略な説明がなされていますが、東海大学などのケースと同様、各研究室ごとに独自に公開されていたHP群はどういうわけか一部を除いてすべて閉鎖されてしまったようです。
http://www.aero.cst.nihon-u.ac.jp/
●日本文理大学 工学部 航空宇宙工学科
(Dept. of Aerospace Engineering, Nihon Bunri Univ.)
航空工学、宇宙工学、情報工学、宇宙空間科学などを含んだ総合学科として、「航空コース・宇宙コース・航空宇宙情報コース」の3つに分かれ、幅広い学問と研究を行っているほか、航空・宇宙の専門用語を含む英語科目なども設置されています。
http://www.nbu.ac.jp/university/university_4_6.html(大学の学科案内)
http://www.nbu.ac.jp/AE/(学科公式HP)
http://www.nbu.ac.jp/(大学HOME)
●防衛大学校 システム工学群 航空宇宙工学科
研究体制として、空気力学、航空原動機学、航空機力学、ヘリコプター工学、飛行制御工学、航空機構造力学、宇宙航行、推進工学、航空宇宙工学設計の9分野から成り、学生は「国家公務員」の立場でこれらの最先端分野を探究できる恵まれた環境におかれます。
http://www.nda.ac.jp/cc/aerospace/
http://www.nda.ac.jp/cc/aerospace/staff.html(各分野紹介ページ)
●法政大学 理工学部 機械工学科 航空宇宙コース
(Aerospace Course, Dept. of Mechanical Engineering, Hosei Univ.)
従来の工学部を再編し、2008年4月、「理工学部」に「航空宇宙コース」が設けられ、機械工学の総合的、かつ先端的な技術と知識を学ぶことで、航空宇宙工学関連分野で活躍できる人材を育てます。
http://www.hosei.ac.jp/riko/kikai/gakka.html
http://www.hosei.ac.jp/(大学HOME)
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◎法政大学 理工学部 機械工学科 航空宇宙コース 航空操縦学専修
(Specialized Subject for Flight Training, Aerospace Course, Dept. of Mechanical Engineering, Hosei Univ.)
小金井キャンパスと福島空港を拠点に、飛行機・ヘリコプターの本格的なパイロット養成コースとして2008年4月にスタートしましたが、当初トレーニングを委託していたアルファーアビエィションとの提携関係を2009年秋に解消、2010年4月から計画している新体制については2009年末現在未定となっているようです。
http://www.hosei.ac.jp/riko/koku/
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●室蘭工業大学 機械システム工学科 航空基礎工学講座
(Dept. of Mechanical System Engineering, Aeronautical and Space Engineering, Muroran Institute of Technology)
1887年創設の札幌農学校工学科などをルーツとする国立大学法人。 超音速旅客機などの次世代航空機をはじめ、再使用型宇宙往還機、スペースプレーンなどの宇宙輸送システムの開発、宇宙環境を利用する工学システムの構築・実現に向けた基礎技術について、「高速流体力学」、「推進工学」、「航空構造工学」、「航空宇宙機システム」の各分野毎に研究開発を行っています。
http://www.muroran-it.ac.jp/mech/info/page6.html
http://www.muroran-it.ac.jp/mech/(機械システム工学科HOME)
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◎航空宇宙機システム研究センター
(Aerospace Plane Research Center)
室蘭工大の中期計画における重点研究領域のアクションプログラムの一環として2005年3月に設置された研究施設。 高速・高々度の航空・宇宙輸送システム実現に向け、そのための基盤技術を確立、さらにこれを飛翔体システムとして飛行実証することを目的として研究・開発を行っています。
http://www.aprec.muroran-it.ac.jp/
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●横浜国立大学 航空宇宙システム研究室(上野研究室)
(Aerospace System Laboratory, Yokohama National Univ.)
横浜国立大学工学部 建設学科 海洋空間のシステムデザインコースの中におかれるため、航空宇宙分野としては体制的に目立たないかもしれません。 数値計算による複合材料に関する研究などを主体に手がけています。
http://yal.asl.seg.ynu.ac.jp/yal/
http://www.shp.ynu.ac.jp/(横浜国大システムデザイン教室HOME)
●早稲田大学 基幹理工学部 機械科学・航空学科
(Dept. of Applied Mechanics and Aeronautics, Fundamental Science and Engineering, Waseda Univ.)
2007年4月に新設される基幹理工学部 機械科学・航空学科において、教育・人材育成と共同研究でANAと連携することで合意しました。 ANAから整備士を講師として派遣するほか、2008年に導入予定のボーイング787型機の整備・運用技術について共同研究する方向です。
http://www.sci.waseda.ac.jp/global/faculty/nucleus/index05.html
http://www.sci.waseda.ac.jp/(早大 理工学術院HOME)
●都立産業技術高等専門学校 航空宇宙工学コース
東京都の設置・運営による 旧「都立工業高等専門学校」と旧「都立航空工業高等専門学校」を統合・再編、2006年春から「都立産業技術高等専門学校」の名称で、前者をその「品川キャンパス」、後者を「荒川キャンパス」として新しいスタートをきりました。 「航空宇宙工学コース(荒川キャンパス)」をはじめ、8つのコースから成る「本科(5年制)」の卒業後は「専攻科(2年制)」に進むことができ、さらにその卒業後は同じく東京都が2005年春に開校した「首都大学東京」の「産業技術大学院大学」へのダイレクト進学をも見据えたカリキュラムとなっていて、より高度な専門知識と技術を身につけた人材の育成を趣旨としています。
http://www.metro-cit.ac.jp/advanced/aero_eng/
http://www.metro-cit.ac.jp/(HOME)
▽都立航空工業高等専門学校 航空工学科
2006年、旧「都立工業高等専門学校」と共に、「都立産業技術高等専門学校」として新しく統合・再編され、その「荒川キャンパス」として再スタートをきりました。(旧体制下での在校生がすべて卒業する2009年までこの「都立航専」の名称が併存) 旧「航空工学科」は新体制下で「航空宇宙工学コース」として発展的に継承されています。
参考までにURLを残してあります。
http://aero.kouku-k.ac.jp/(航空工学科)
http://www.kouku-k.ac.jp/(HOME)
【資料・技術情報・データベース】
●PC斜杭式桟橋工法
竹中工務店のサイトのコンテンツ。 空港やヘリポートを「プラットホーム」形式で造営する工法で、埋め立て方式(関西国際空港・中部国際空港など)に対して強力な一石を投じます。
http://www.takenaka.co.jp/techno/n19_pc/n19_pc.htm
●航空機騒音高度シミュレーション手法
1986年に設立され、環境・情報分野のエキスパートであるNGO組織、(株)環境総合研究所が運営しているHPのコンテンツ。 旅客機の増便、機種追加、フライトスケジュールの変更、滑走路延長などの事案に対し、科学的な根拠を基に対応可能な「騒音再現・予測」のためのアプローチについて紹介しています。
http://eritokyo.jp/independent/research/na/airportnoise2.html
http://eritokyo.jp/(HOME)
▽空港技術の体系化と技術開発
「新世紀を担う新しい技術開発 《新工法・新技術・新材料》」を副題とする月刊「建設(2001年1月)」の特集からアップされた扇谷 治氏(国土交通省 航空局飛行場部建設課 課長補佐/当時)のレポート。 メガフロート(浮体式工法)など、循環型社会に向けた空港造営のあり方について述べられています。
●電子情報通信学会 IEICE オンラインジャーナル
高度なIT専門技術に関わる論文(和文/英文)が数多く公開されています。
http://search.ieice.org/
●都立の大学の研究・技術シーズ
東京都の大学改革における新産業創出プロジェクトの一環として構築された研究成果のデータベース。
http://seeds.tmit.ac.jp/(HOME)
http://seeds.tmit.ac.jp/bunya05.html(航空・宇宙分野)
●独立行政法人 科学技術振興機構 研究成果展開総合データベース
(J-STORE:JST Science Technology Research Result Database for Enterprise Development)
「日本科学技術情報センター」と「新技術事業団」を前身とする「科学振興事業団」が2003年に独立行政法人に移行、基礎研究から事業化までの一貫した研究開発や科学技術情報の流通促進をはかることを目指して活動しています。 例えば「航空」、「複合材料」、「空気力学」などのキーワードで検索をかけてみると、「公開・未公開特許」、「技術シーズ」、「研究報告」の別に多様な研究成果の概要がピックアップできます。
http://jstore.jst.go.jp/
http://pr.jst.go.jp/(情報提供事業)
http://www.jst.go.jp/(HOME)
●産業技術史資料情報センター[おすすめ!!!]
(National Science Museum Center of the History of Japanese Industrial Technology)
独立行政法人 国立科学博物館の所管となる機関。 過去に日本の企業や団体がその開発や生産に関わった各種産業製品についてこれを「産業技術史資料」として捉え、その概要とどこにどのような形で残っているかなどの膨大な情報にアクセスすることのできる貴重、かつ重宝なサイトです。 例えばジェットエンジンの各型式毎にこれほど細かく「素性」やその後の「行方」などについて知ることはほかではなかなか困難です。 産業技術資料データベースの「航空宇宙技術」からお入り下さい。
http://sts.kahaku.go.jp/
http://www.kahaku.go.jp/(国立科学博物館HOME)
●JAL 航空実用事典[おすすめ!!!]
航空分野における技術、並びに営業の両面について、アマチュアからプロのあらゆるニーズに応えるべくJALの広報部が編集した航空事典(書籍)のインターネット版。 書籍版の方はハイテク旅客機のメカニズムから、最新の運航・整備・安全技術、営業システム等を4パートに分けて解説しており、インターネット版はその(限定的な)内容を無償で公開しています。
http://www.jal.co.jp/jiten/
●とぶ昆虫
科学技術振興機構が制作、タイトルに似合わない高度な示唆を秘めたHP。 そもそも航空機の翼断面というものは流線型になっているのに対し、昆虫の場合ではこのような形がかえって性能を悪くする… そうした低レイノルズ数領域における力学的特性についてわかりやすく説明しています。 翼の空力データベースを検索するための高度なフォームがあります。
http://www.kawachi.rcast.u-tokyo.ac.jp/sdb/
●宇宙情報センター
(Space Information Center)
宇宙航空研究開発機構(JAXA)の広報部が提供している膨大な宇宙ライブラリーです。
http://spaceinfo.jaxa.jp/
【航空宇宙博物館・図書館・史料館】
●三沢航空科学館(青森県三沢市)
1931年に三沢市淋代海岸からワシントン州ウエナッチ市まで世界初の太平洋無着陸横断飛行に成功したミス・ビードル号、航研機(いずれも復元機)、YS-11(実機)などを展示し、2003年度中のオープンを目指しています。
http://www.kokukagaku.jp/
●立川航空宇宙博物館(東京都立川市)
立川氏に纏わる航空史を広く告知し、後世に伝えることを目的に運営されているNPO法人。
http://www.npotown.net/home/tasm/
●所沢航空発祥記念館(埼玉県所沢市)
所沢航空公園の中にある航空博物館。 1911年の所沢飛行場創設以来、ここが長く国内の航空研究における拠点となったことを記念して設立されました。
http://tam-web.jsf.or.jp/
●航空科学博物館(千葉県山武郡芝山町)
(財)航空科学振興財団が事業主体となって成田空港に隣接して建設、1989年に開館した日本初の航空科学博物館です。
http://www.aeromuseum.or.jp/
●稲毛民間航空記念館(千葉県千葉市美浜区)
「日本の科学館めぐり」のサイトのコンテンツ。 民間航空の発祥で知られるこの地に(財)千葉市みどりの協会が記念館関連の事業を受託して発足、明治後期から大正初期にかけて活躍した「奈良原式4号機鳳号」の復元機を中心に、人類の航空・宇宙史に関する資料を無料で公開しています。
http://museum-dir.tokyo.jst.go.jp/12-102/12-102.htm
http://www.cga.or.jp/004012/(千葉市みどりの協会版)
●かかみがはら航空宇宙博物館(岐阜県各務原市)
実験用大型飛行艇US-FXなど、他では見られない展示機を数多く擁しています。
http://www.city.kakamigahara.lg.jp/museum/
●石川県立航空プラザ(石川県小松市)
小松空港前にある入館料無料の航空博物館で約15機の展示機を擁しています。
http://www.pref.ishikawa.jp/aviation/
●羽田航空宇宙科学館 推進会議(東京都大田区)
沖合い展開後の羽田空港跡地に大規模な航空宇宙博物館の設立を目指して活動している団体。 応援します。ぜひ「日本版スミソニアン」を実現しましょう!
http://www.asahi-net.or.jp/~te7y-kbys/HASM/
●航空自衛隊 浜松広報館(静岡県浜松市)
見て体験して楽しむ航空自衛隊の「テーマパーク」。戦闘機や装備品の展示をはじめ、シミュレーターや映像シアターなどもあります。
http://www.mod.go.jp/asdf/airpark/
●航空自衛隊 入間基地 修武台記念館(埼玉県狭山市)
千葉県にご在住の"言えさん"さんが運営する個人サイトのコンテンツ。 旧日本陸軍の航空士官学校でもあった入間基地にあって、戦闘機「隼」のプロペラや「屠龍(とりゅう)」の機体の一部などとともに旧日本海軍の特攻機「桜花」も展示しています。
http://www.hpmix.com/home/pinsuke/AI9.htm
●海上自衛隊 鹿屋航空基地史料館(鹿児島県鹿屋市)
海底から引き揚げて復元された零戦を展示。 旧日本海軍航空隊の歴史と戦後の海上自衛隊の歩みを伝えています。 鹿児島県にはこのほか旧陸軍知覧飛行場跡に映画「ホタル」の舞台となったことに由来する特攻隊の史料館「ホタル館」があります。
http://www.dii.jda.go.jp/msdf/kanoya/sryou/msdf-ks/
●紫電改保存館(愛媛県南宇和郡御荘町)
公式HPがありませんので非公式サイトをいくつかご案内しておきます。 終戦目前の1945年7月24日、長崎県の大村基地(現在の海上自衛隊 大村航空基地)から出撃した旧日本海軍の局地戦闘機「紫電改」21機が豊後水道上空で米軍機約500機と交戦、このときの未帰還機6機のうちの1機と見られる機体が1979年に南宇和郡城辺町の久良湾から引き揚げられ、馬瀬山の「南レクレーション山頂公園」内に設けられた保存館で展示されています。 ほかに西宇和郡三崎町二名津沖で発見された艦上攻撃機「天山一二型」のプロペラなどもあります。
http://www.sanjo.co.jp/kankou/hgz/ito.html(山城精機製作所のサイト)
http://www.arakawas.sakura.ne.jp/back004/sidenkai/sidenkai.html(ARAKAWA's のサイト)
http://www.asahi-net.or.jp/~ku3n-kym/heiki/nanreku/nanreku.html(あれそれこれ博覧会のサイト)
●あれこれそれ博覧会[おすすめ!!!]
個人サイトですが、この中の「帝國陸海軍現存兵器一覧」のコンテンツは、本来「防衛省」などが中心となって伝承していくべき、貴重、かつ充実した内容を擁しています。 あくまでも「戦争容認」ということではなく、かつての日本に息づいていた「魂」こそが具現化し得たのであろう、鮮烈な「史実」に対するひたむきな探究とその告知へ向けての労作です。
http://www.asahi-net.or.jp/~ku3n-kym/
●宇宙航空研究開発機構 図書館
旧 NAL(航空宇宙技術研究所)を継承したJAXA(宇宙航空研究開発機構)のIAT(総合技術研究本部)に属するライブラリ施設。 航空、宇宙工学関係を中心に50,000冊以上の書籍と100,000件以上のテクニカルレポートを所蔵しています。
http://www.iat.jaxa.jp/info/library.html
●東京大学大学院工学系研究科航空宇宙工学専攻/工学部航空宇宙工学科 図書室
1987年以降に収蔵したNASA、NASDA、NAL、ISASなどのレポート、その他学士・修士・博士論文などを探せます。
http://park.itc.u-tokyo.ac.jp/cllib/aerolib/
●佐久市立図書館
戦時よりパイロットとして活躍された原野宣喜氏(1924年長野県佐久市ご出身)の航空関係蔵書・資料約11,000点のご寄付による「航空図書室」を併設しています。
http://www.avis.ne.jp/~saku-lib/index.html
●関空交流館
関西国際空港の設置・運営への住民理解を得るために貝塚市「市民の森公園」内に設けられた「自然・環境体験学習施設」。
http://www.kar.or.jp/koryukan/
●二宮忠八 史料館
1866年6月9日、愛媛県八幡浜に生まれた二宮忠八翁はライト兄弟に先んじて飛行機を考案、世界の航空史を変えたかもしれない日本人としてその功績が讃えられ、現在、京都府八幡市の「飛行神社」内にその史料館が設けられています。
http://www.niji.or.jp/home/kawata-s/tyuuhati/tyuuhati.html
http://yawata.kyoto-fsci.or.jp/invent/museum/life/story02.html(八幡市商工会版)
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